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入歯とブリッジについて
- 両方とも歯が無くなった時にその部位を補う方法の事ですが全く別のものです。
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- 入歯は顎の部分のついた取外しの出来るものをいいます。お口の中への固定方法は残っている歯に針金で引っ掛けてとめる様な感じです。自分で取外しが可能で食事の後などは取り外して洗う事も出来ます。
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- ブリッジは歯の無い部分も含めた連続の冠を作って被せてしまうものです。固定方法は残っている歯に接着してしまうので取外しは不可能です。
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- 大雑把に言って歯の無い部分が大きければ入歯、小さければブリッジという感じになりますが、歯の無い場所にも左右されますのでケースバイケースというのが本当のところです。基本的に患者さんは入歯を嫌いますし私も可能ならばブリッジの方を勧めます。ただ両方のどちらかを選択出来るケースというのはほとんど無くて、歯の無い状態でほぼ決まってしまうのが現実です。
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- ●入歯
- 利点:残っている歯をほとんど削る必要が無い
- 残っている歯が駄目になった場合でも修理、拡大、調整が可能
- どんな欠損形態にも対応可能
- 欠点:異物感が大きい
- 慣れるのに時間がかかる
- 歯に引っ掛ける針金が見える場合がある
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- ●ブリッジ
- 利点:異物感がほとんど無い
- 咬む力が出やすい
- 取外しの面倒が無い
- 欠点:残っている歯をかなり削る必要がある
- 駄目になったときは修理は不可能で再制作になる場合が多い
- 欠損形態によっては対応出来ないものがある
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